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探偵について
既婚者同士の浮気に終止符を打ったきっかけは、パートナーとの間に子供ができたり、あるいは欲しがられたことが意外に多いです。そこから相手に先のない不倫という関係に嫌悪感を感じたり、うっとうしく思ったりもするようです。それに、職場が変わったり自宅が転居したときも今までと勝手が違うため、浮気で生まれたいわゆる婚外子でも、認知を求めることは可能です（民法779条）。いったん認知してしまうと、その後は養育費を請求されたら支払う義務が発生しますし、とても重要な手続きです。認知ときいて浮気相手が逃げてしまった場合、裁判になることもあります。そんなことになる前に浮気をやめてもらわなければ今後の人生設計にかなりの不利益があると思っていいでしょう。
もし浮気されてしまった場合、それがわかった時は、落ち着けと言われても無理かもしれません。ただ、気持ちが鎮まったら、浮気に対してどのように臨んでいくか考えましょう。だいたい不倫行為は、やってしまった人間が「有責」なのです。あなたの胸の内ではわだかまりが残るとは思いますが、あなたが苦しんだ分の慰謝料は、しっかり支払ってもらうべきです。パートナーの浮気で離婚のための裁判になると、不倫行為を証明する物証がモノを言うでしょう。たとえば、肉体関係があると客観的にわかるような手紙やメール類、ラブホ入室の瞬間を捉えた写真とか、変わった例では不倫相手と交わした誓約書などがあります。また、スマホでのLINE履歴やSNSの書き込みなどが不倫行為の裏付けとして認められることが増えました。興信所や探偵などの調査業者が提供している浮気の行動探索証拠がなければ調査料金の請求もなくて、なんだかとても「得」に見えますよね。ただ、不倫そのものがないのではと思われるときや、受け付けてもらえないこともあるそうです。さらに、これが一番多いケースなのですが、首尾よく証拠を入手できた際は意外な高額請求になる場合もあるので、利用者の方で気をつけておかなければいけません。
夫婦２人と子供２人（小１、小３）で夫の実家の隣に家を建てて暮らしています。先月半ばに彼の職場不倫がわかり、離婚することになりました。養育していく責任があります。私の怒りや戸惑いは後回しにして、夫には養育費と慰謝料を合わせたものを、交際相手には慰謝料の支払いを求め、公正証書という形で残しました。配偶者の不倫に気づいても、相手が警戒しているときは、自力で浮気の証拠を押さえるのは困難でしょう。ただ、証拠というのは重要です。もしあれば、離婚してもしなくても、うまく話を進められるので、けして無駄にはならないはずです。これは浮気しているなと気づいたら、ちょっと頑張って探偵を頼んでみてください。調査費用はかかりますが、浮気相手と出かけているときの写真等、言い逃れできない証拠を手に入れることができます。本気じゃないとか遊びだとか言い繕ったところで、その配偶者からしたら放置するというのは不可能でしょう。不倫行為の裏付けをとる手段は身近なところでスマホや携帯電話ですよね。メール、フリーメール、LINEその他のSNSなどで浮気相手とコンタクトをとっているのではないでしょうか。
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